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矯正歯科の選び方ガイド

「歯並びを治したいけれど、歯医者が多すぎてどこを選べばいいかわからない」
「安心して治療を受けられる歯科医院を選びたい」
このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

矯正治療は2~3年と長期間にわたる上、治療費も決して安くありません。そのため、確かな技術と設備が整った歯科医院を選ぶことが重要です。ここでは、矯正歯科選びで失敗しないためのポイントをご紹介します。

① 日本矯正歯科学会の認定医以上が在籍しているか

矯正治療を受けるなら、日本最大の矯正学会である日本矯正歯科学会の認定医以上が在籍する歯科医院を選びましょう。

認定医とは?

認定医を取得するには、5年以上の専門的な研修を受け、学会の試験に合格する必要があります。そのため、矯正に関する知識や技術が一定基準以上であることが保証されています。

💡 選び方のポイント
認定医以上の歯科医師が在籍しているかは、日本矯正歯科学会のホームページで確認できます。

② 矯正診断に必要な撮影ができるか

🔍 なぜ重要?
専用の機器がないと、正確な診断ができず、治療計画の精度が下がるためです。
例えば、出っ歯の原因が「上顎が前に出ている」のか「下顎が小さい」のかによって治療方針が変わります。

💡 さらに安心したい方へ
加えて、3D画像が撮影できるCTを完備した歯科医院なら、より詳細な診断が可能です。

③ 複数の矯正装置を取り扱っているか

1種類の矯正装置だけでなく、複数の装置を提供している歯科医院を選びましょう。

なぜ重要?

矯正装置にはそれぞれ特徴があり、歯並びやかみ合わせによって向き不向きがあります。

🔍 注意点
「どの患者にもマウスピース矯正をすすめる歯科医院」には要注意!
マウスピース矯正は歯のねじれが大きいケースや、抜歯が必要なケースには適さないことが多いため、他の矯正装置の知識や技術が不足している可能性があります。

💡 おすすめの歯科医院の特徴
患者の希望を聞きつつ、さまざまな装置のメリット・デメリットを説明し、最適な方法を提案してくれる歯科医院を選びましょう。

④ 矯正装置のメリット・デメリットを説明してくれるか

事前に矯正装置のメリット・デメリットを詳しく説明してくれる歯科医院を選びましょう。

例)装置ごとの特徴

裏側矯正(舌側矯正)
・メリット:目立たない
・デメリット:費用が高い、滑舌が悪くなる、歯磨きがしにくい

マウスピース矯正
・メリット:透明で目立たない、取り外しが可能
・デメリット:装着時間を守らないと効果が出にくい

🔍 要注意!
デメリットを説明せずに「この装置が一番おすすめ!」と強くすすめてくる歯科医院は避けましょう。

⑤ 具体的な治療費・期間を提示してくれるか

矯正治療を始める前に、治療費の内訳と治療期間を明確に説明してくれる歯科医院を選びましょう。

料金で注意すべきポイント

✅ 矯正装置の費用だけでなく、毎月の調整料や再診料が発生するケースが多い
✅ 調整料は歯科医院によって異なり、5,000円~8,000円の幅がある
✅ 装置の故障や追加治療で、追加費用がかかる場合もある

💡 ポイント
認定医以上の歯科医師なら、お口の状態を見ればおおよその治療内容や期間を説明できるはずです。

⑥ 矯正中のトラブル対応ができるか

矯正中は、装置が外れたり痛みが出たりすることがあるため、迅速な対応が可能な歯科医院を選びましょう。

🔍 チェックポイント
✅ 担当医が常勤かどうか
✅ 矯正の知識がある歯科衛生士やスタッフがいるか

⑦ 通いやすい場所にあるか

矯正治療は月に1回程度の通院が必要で、治療期間は平均2~3年かかります。
そのため、通いやすい歯科医院を選ぶことが大切です。

選ぶ際のポイント

✅ 自宅や職場から通いやすいか
✅ 土日・祝日も診療しているか
✅ 夜遅くまで診療しているか
✅ 予約が取りやすいか(数か月先まで埋まっていないか)

まとめ

矯正治療は長期間にわたり、費用も高額です。そのため、信頼できる歯科医院を選ぶことが大切です。

認定医以上が在籍しているか
セファログラムで正確な診断ができるか
複数の矯正装置を扱っているか
装置のメリット・デメリットを説明してくれるか
具体的な治療費・期間を明確に提示してくれるか
矯正中のトラブルに対応できるか
通いやすいか

この7つのポイントをしっかり確認し、自分に合った矯正歯科を見つけましょう!

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